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【2021年卒】0から始める就職活動【自己PR編】

就職活動をしていく上で避けては通れないワード「自己PR」

自己PRをこれから書こうと思っている学生さんがこのブログを見てくださっていると思います。ただ、自己PRは自己分析が十分でないとなかなか書けません。

 

自己分析がまだできていないという方はこちらを参考にして、そちらを先に終えてからもう一度自己PR編に戻ってきてください!

 

yumemodoki.hatenablog.com

 

はい!それでは自己PRの書き方を、実際に私が就活生時代に書いたものを用いてお伝えしたいと思います。

 

 

伝えたい自分の長所をピックアップ

 

自己分析で過去の経験を深掘りして長所短所を見つけたと思います。その中で、自分がこの長所は企業側知ってもらいたい!ここは自信ある!という長所をピックアップしましょう。

 

自己分析編で実際に経験を掘り下げた皆さんならわかると思いますが、一つの経験の中に多くの長所が隠れています。全ての長所分の自己PRを書くのには時間がかかりますし、正直そんなにいりません。2つほどピックアップしてもらえれば十分です。多くても3つですね。

 

ちなみに長所を全て自己PRに盛り込めば自分を売り込めるのではないかと言う人がいますが、NGです!

 

企業は自己PRを通して、あなたがどういう人間なのか、何をどのように頑張ったのか、実際会社に貢献してくれるような人材かどうかを知りたいわけです。あなたの自慢話を聞きたいわけでは決してないので、一自己PRに一長所を守ってください。

 

例文を参考に実際に書いてみよう

まずは自己PRの例文をご覧ください。 

私の強みは現状を把握し、そこから目標を立て達成しようとする向上心です。昨年の秋頃外国人の友人ができたのですが、私は英語が苦手で伝えたいことが伝えられず大変悔しい思いをしました。そこで、自分に今足りないものはリスニング力とスピーキング力だと考え、それらの力を総合的に上げてくれるTOEICの勉強や積極的に間違いを恐れず英語を使うように意識しました。さらに英語音声の映画のシャドーイングや台詞の書き出しを行いリスニング力を高めました。一度決めた目標を曲げるのを嫌う性格の甲斐あって、約3カ月でTOEICの得点を200点あげることができ、友人とも拙いながらも会話を続けることができるようになりました。仕事をしていくにあたり、常に成長していこうとする向上心とそれを結果に結びつける力は重要になってきます。今後、この向上心をもって確実に結果を出すことで貴社に貢献できればと考えています。

 

この自己PRは実際に私が就活で使っていたものです。この自己PRを用いたエントリーシートは全て通ったので、よく書けていると判断して良いでしょう。

 

ではこの自己PRを完成させるまでのプロセスをチェックしていきましょう!

①選んだ長所とそれを裏付ける経験を考える

え、これ自己分析でやらなかった?と思った方

大正解です。

ですので自己分析をすでにやった人はこのプロセスを飛ばしちゃって大丈夫です。

 

②結論を考える

いきなり結論を考えるの?という質問が飛んできそうですが、そうです。笑

なぜかと言いますと

「自己PRは結論から書く」

からです。結論から書くメリットは、採用担当者が最後まで読んでくれる可能性が上がることや単純に読みやすくなることが挙げられます。

 

例えば、同じ何かを人に報告するとき

「〇〇を検討した結果、△△になりました。先日役員との話し合いの中で、□□が生じてしまったことやコストが掛かることなど複数の問題点が挙げられました。〜

「〇〇を先日検討したのですが、□□が生じてしまったことやコストが掛かることなど複数の問題点が挙げられました。そこで〜」

 

このような報告書が何百何千通とあり目を通せと言われたら、あなたはどちらを読みたいと思いますか?どちらが読みやすいですか?

 

ほとんどの人が前者を選ぶと思います。

 

自己PRも同じです。企業の採用担当者も人間ですから、大量に送られてくるエントリーシートを一枚一枚じっくり読んではいられません。採用担当者にとって分かりやすいエントリーシートは、書類選考を通りやすいと頭に入れておいて下さい。

 

というわけで、何をPRしたいのか結論を考えて書いてみてください!

見栄えが変わってきますよ。

 

③経験を感情やプロセスを意識して書き出す

次は長所を裏付ける経験を書いていきます。経験自体はすでに自己分析で見つけていると思うので、少しコツを伝授します。

 

経験を書く際は

その経験の中で自分は何を感じたのか、具体的にどういった行動を取ったのかをプラスすると良いです!

 

理由は簡単。ほかの学生との差別化を図ることができるからです。

自己PRはアルバイトやサークルなどの経験を皆さん書きがちです。それ自体は勿論悪いことでは無いのですが、無個性なエントリーシートになってしまうのはよろしくないです。

 

そんなすごい経験してないし...という人は、アルバイトやサークルで自分の感じたことや自分が取った行動を書くとオンリーワンの自己PRが完成します。

 

全く同じ経験でも、感じることは人それぞれですからね!

 

④経験から学んだことを考える

ここはそのままなので簡単です。経験から何を学んだのかを簡単に書ければOK。私の場合は、学んだことの代わりに結論と経験を繋げる言葉を考えて書きました。(例文の後ろから3行目です)

 

できれば学んだことを書いた方が良いと思いますが、思いつかない際は繋ぎの言葉を考えてみてください。

⑤最後にもう一度結論

冒頭の結論を少しアレンジして書ければ自己PRは完成です!

 

たまに最初と最後で結論が違う学生さんがいるので矛盾が無いよう気をつけましょう。

⑥後はひたすらブラッシング

自己PRが完成したら、誤字脱字がないか、文法的におかしな所はないかしっかり確認しましょう。特に文法は、気をつけて下さい。黙読していると違和感なく読めるけど、声に出すとどこか不自然なことがよくあります。

 

自分で最終確認ができたら、第三者に何度も何度も添削してもらって下さい。

めっちゃ直されます。

私は「何この日本語、何言ってるか分からない😇」と先輩からお叱りを受けました。笑

自分では完璧と思っていても、第三者から見たら理解不能なことがあります。

両親、友人、先輩後輩、大学の就活支援の職員誰でも良いです、絶対に添削してもらって下さい。

 

書類通過率が格段に上がります。

 

最後に

ここまでの流れ通りに書ければ、それなりの自己PRが書けると思います。

後はどれだけブラッシングをしたかで完成度が変わってくると思うので、これを読んだ皆さんは面倒くさがらず磨きを掛けてください。笑

 

頑張って下さいね!